カマボコ豆知識のお時間がやってまいりました
今回のキーワードは「何の魚で出来ているの?」です
日本において練り物に使われるのは海水魚です
淡水魚でも出来なくはないんですが、あの練り物特有のプリプリ感を出すには海水魚の方が向いているんですね
淡水魚で作るとあまりプリプリしません
しかも白身魚
こりゃまた赤身でも作れるんですが、ど~も上手いこといきません
他のアジアの国にも練り物があって、ほとんどの場合すり身を揚げてるみたいなんですが、練り物に求めるものが違うのか、地域の環境なのか、淡水魚を使ったり赤身魚を使ったりするところもあるみたいです
以前、カンボジアに行った時に、市場で天ぷらを見たんですが、ちょっとトライする勇気がなくスルーしました
日本は海に囲まれているので淡水魚より海水魚を食べる機会が圧倒的に多いので日本人の舌が怪魚に馴染みがあるんですかねぇ?
そしてさらにさらに海水魚の中でもエソ、グチ、タラ、太刀魚などが好まれて練り物に使われます
これがエソ
ほんまは「マエソ」って言うらしいです
小骨がとても多く、一般の家庭では使いづらい魚
ほとんど練り物に使われているみたいです
これがグチ
釣り上げたときなどに浮き袋を「グーグー」と音を鳴らすので、その音が愚痴をこぼしているようにも聞こえるというところから「グチ」という名がついたらしいです
こちらは焼き魚にしても美味しいです
これが太刀魚
名前の由来はその姿が太刀に似ているからとか、立ちって泳ぐ姿からとかいろいろあるらしいです
太刀魚はうろこが無く、昔はその表面の銀色で真珠の模造品などが作られていたみたいです
太刀魚もまた焼き魚でもおいしくいただけます
ほかにも色々な魚を使ったりするんですが、四宮蒲鉾でメインで使う魚は上の3種類ですかね
っちゅうんも四宮蒲鉾では徳島近海で捕れた魚を使いますので、上の3種類がメインになってきます
全国的にはスケソウダラがメインみたいです
今回はこれぐらいにしときます
次回はカマボコの作り方っ!!
とか言いながら変ったりします
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